パリのキッチンで四角いバゲットを焼きながら
中島たい子
表紙とタイトルがオシャレ
この作家さん 以前「漢方小説」を読みました
今回は中島さんがパリの叔母ロザリーヌさんの家に居候した時の様子を書いたエッセイ
まず フランス人って服を10着しか持ってないイメージだったけど…違うんだ…(笑)
フランスでの暮らしについて描かれていて
どの話も叔母のロザリーヌさんの自然体な生活スタイルがとても素敵に描かれています
古本を自分で修繕したり、カーテンを作ったり
古いものに価値をみいだす考え方
「こうした方が素敵」っていう自分の考えやアイデアが暮らしのありとあらゆるところに取り入れられていて…
いいなぁ…
やっぱり国が違うからなのか、ロザリーヌさんの性格なのか 他人からの目、人からどうみられているかとか、これはこうでなくっちゃいけない…っていうのがないみたいで…
自由に生きてる人なんだなぁ
自由って色んなことを「自分で決められる」っていうことなんだね
中島たい子さんがこのエッセイの最後に
〜最後はやはり彼女の言葉で終わろうとメールで質問を投げてみた「日々の生活でどのようなときに幸せを感じますか?」〜
そして叔母ロザリーヌさんから返ってきたメッセージ
これがほんとに素敵すぎる
あぁ…これこそが幸せなんだな…
これを普通に言えるロザリーヌさんって
やっぱり素敵な人
私にもロザリーヌ叔母さんみたいな人がいたらよかったのに…