『うさぎになった日』
村中季衣 しらとあきこ
仕事の休憩中に近くの図書館でみつけて借りました
表紙の絵もそうだけど
ページをめくるとそこには温かさにあふれ
優しさが詰まった絵がたくさん…
4つの小さなお話と3つの詩も素敵
恥ずかしがりやの女の子、過ちを犯した男の子
葛藤を抱えた子どもや大人が優しい言葉で描かれています。
『うさぎ うさぎ よわいからってつよくないわけじゃない よわいからこそつよいことだってある。だれにでも心の中にうさぎがいる』
弱くても…
弱いから強いうさぎ
誰にだって自分の心の中にある弱いところ
それとちゃんと向き合って知ること、認めることによって強くなれる
子どもの頃に経験して感じたことのある気もち
ずっと記憶の片隅にあったけどこの本を読んでまた思い出しました
小さなお話と詩 そして絵が
ジーンと心に沁みます
そして心に沁みた後は
明日からまた頑張ろうって
ひとつのお話が終わる度に そう思えます
もうすぐ図書館に返却しなくてはいけません
これはずっと手もとにおいておきたいので
買おうと思います