寧々の本棚〜ねこのしっぽ*うさぎの耳〜

おうちでのんびりゆるっとブックカフェ

読むと誰かに話したくなるミステリー

 休みの日に 家から一歩も出ずに

1日かけて読みました

 

あまりにも有名すぎて 今さらですが

 

 

十角館の殺人』 綾辻行人さん

 

 

 

読んだら絶対に誰かに話したくなるミステリー

(個人的に)

 

十角形の奇妙な館が建つ孤島へ

大学のミス研のメンバー7人で訪れる

十角館を建てたのは建築家の中村青司

この中村青司は半年前に炎上した別の館で焼死したという曰くつき…

そこでひとりひとりミス研のメンバーが殺されていき…

 

ミステリーやサスペンスはちょっと苦手だけど

これは読みやすい

途中までは某探偵アニメの初期の頃の映像を観てるような気持ちで読みました

それにしても ここに出てくる大学生はほんとに学生かよっていうくらい大人だなぁ…

 

読み進めていき館に残ってるメンバーも少なくなっていくにつれて

あれ?このままどうやって終わるんだろう…

途中であいつが怪しいんだが…と思いながら

物語の終盤

あれ?終わり? 結局それで解決?と思ってあるページをめくって最初の1行をみた時

「ふぅん…えっ?えぇぇぇぇっ??」

っていう衝撃…2度見、3度見する勢い

途中ね…怪しいと思ったのよ…えっと…こっちの…

いや、あんまり話すとネタバレになってしまうから…

 

たった1行で ひとことで 世界が変わった

謎解きのもっとも短いひと言なんじゃないのかってくらい

それも 普通の会話の中で…

例えば「コーヒーにミルクと砂糖入れる?」

「いや…なしで…」

こんな感じで全ての謎が…

そしてプロローグとエピローグ

 

これはおもしろかった

いっきに読みました

そして読んだら誰かに話したくなるストーリー

手当たり次第「ねぇ 十角館の殺人読んだ?」

ってきいてまわってる(笑)

 

このシリーズ 他にもあるみたい

順番に読んでみようっと…