寧々の本棚〜ねこのしっぽ*うさぎの耳〜

おうちでのんびりゆるっとブックカフェ

春の終わりに『はるになると』

 

実は 春は好きじゃない

何か新しいことが始まるのって結構しんどい

↑(心の声)

 

 

可愛いイラストと はるのことば 

はるがたくさんつまった本

 

訳者の小川糸さんが

〜春はとてもすてきな季節〜中略〜生きていくことも

同じかもしれません。たとえどんなにつらいことがあってもいつか必ず春はやってくるのです…

…と語ってみえます

 

 

冬が好きな私は春がちょっと苦手

新しいことが始まる春、新しい環境、新しい顔ぶれ

緊張しながら通う道

でもこの本は 春はいたるところに命が芽吹く、

ありとあらゆる風景が、世界中が

魔法のように生まれ変わる…と

私たち人間だけじゃなく 森や野原、草花や動物

 

小さな虫までもが呼吸を始める…

 

 

そうだよね…春って愛と希望にあふれてるんだよね

 

 

最後のページに

はるというまっさらなノートにあなたはどんな夢を描くのかしら…

 

 

そうだなぁ…

私はだったら 小さなミニバスにたくさんのお気に入りの本を積んで 相棒のラテとチャイを連れて

公園やキャンパスでお店をだしてる自分…

 

 

春があまり好きじゃなかったけど

春が少し好きになった…少し憂鬱じゃなくなった

きっかけをくれた1冊

 

 

もう 春も終わっちゃうけど

 

『はるになると』

ぜひ 読んでみてください