ため息ひとつで幸せもひとつ逃げるって誰かが言ってたけど…
ため息まで我慢したら窒息してしまうんだが、、、
さて
今回の本はこちら
『人生最後のご馳走』
この病院では週に一度 好きな物、食べたい物をリクエストできる リクエスト食という取り組みを行なっています。
この病院 以前 好きな番組「サラメシ」で
やってた病院
ここのホスピスの患者さんの平均在院日数は約三週間
その患者さんが自分の食べたいものをリクエストするんだけど…そのメニューを選んだのには理由があって食にまつわるエピソード、思い出があって…
ほんとにたくさんの思い出たちが料理とセットになってて…
ホスピスの患者さんは今日は食べられても明日は食べられないかもしれない…
リクエスト食を作ってる途中でキャンセルになることも…
この本はね、食以外にも考えさせられることがたくさん…
胸の奥の奥がキューってなるような場面も…
*自分がしっかり食べられることが自信につながり、逆に普段の食事でも残してしまうと自信を失ってしまう。完食できるよう 今食べられる量をみることも大切。
*あとは食事は美味しくなかったら栄養にならない
*ホスピス以外の医師は治ることに価値をおくけれど(もちろんのこと)命には限りがあり治療できないことが終わりと考えてしまうと患者さんたちは見捨てられたような気がしてしまう。今の痛みをとることも大切だけどこれまでの人生で抱えてきた痛みも知ってお世話することがもっと大切
こういう現場で患者さんのために 身体と心をめいっぱい使って働いてみえる方々を心から尊敬します
生きることは食べること
食べることは生きること
わたしが最後に食べたいのは何かなぁ…
おにぎり…かな
みなさんは何ですか…